アニメを見た後に初めから知っておけばもっと楽しめたと感じたことはありませんか?
『機動戦士ガンダム水星の魔女』をより楽しむために注目するポイントや知って得する知識を紹介する記事です。

『機動戦士水星の魔女』は幅広く熱狂的な支持を集めてる作品なんだけど知ってる?

ガンダムはもちろん知ってるけど、そんなに幅広く支持されてるのは分からなかったよ。ガンダムってあんまり詳しくないしシリーズを見てないと楽しめないんじゃないのかな?

今回の水星の魔女は過去の『ガンダム』シリーズを全く知らなくても楽しめるし、共感しやすい悩みを描いていてキャラクターの「関係性」を推した内容になっているし、学園ものでもあるから入りやすくておすすめだよ!

学園ものなんだ!初めてのガンダムでも楽しめそうな作品なんだね!

TVアニメのガンダムシリーズとしては『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』以来、5年ぶりの新シリーズ。
今回のガンダムは『学園もの』その学園内では決闘が行われる
まず、始まりは主人公がアスティカシア高等専門学園パイロット科に編入してくるところからはじまり。
モビルスーツ産業最大手のベネリットグループが運営する学校。
モビルスーツ産業に携わる生徒の育成を目的としており、パイロット科、メカニック科、経営戦略科の3つの専科が存在する。入学に際しては、ベネリットグループ傘下の企業推薦が条件となっています。
そんなアスティカシア高等専門学園の学園内では生徒たちによる大切なものを賭けた「決闘」が行われています。
すべての決闘は、学生によって運営される決闘委員会によって取り仕切られ、決闘にはモビルスーツを用い、「ブレードアンテナを折ること」が勝利条件。
決闘は決闘委員会の立ち合いのもとで執り行われます。
決闘の勝者のなかで、もっとも優秀な生徒にのみ与えられる称号をホルダーと呼び、ホルダーとなった生徒は、白を基調とした制服やパイロットスーツを纏う。

ホルダーはスーツから違うから一目瞭然ってことだね!

「子どもが親に反発する」という構図が共感を呼ぶ。
人気になっている理由の一つに親子関係の色々な関係性から共感を得ていると思われます。
自分の目標とは裏腹に母親の目標に利用されている。
支配的かつ矛盾した言動をする父親に面と向かって批判をしていたり。
父親からのひどい扱いや、自分の実力や努力が正当に評価されない。
自分の意志も顧みずに不正が行われていること。
大人の事情や学園のシステム、男性権威主義的な価値観。
生まれ故郷からくる差別。

学校や大人たちから一方的な価値観を押し付けられるような現代でも共感出来る内容になってると思うよ!

機動戦士ガンダム水星魔女登場人物紹介 相関図
引用TVアニメ機動戦士ガンダム水星の魔女より
スレッタ・マーキュリー(CV:市ノ瀬加那)
水星からの編入生で、パイロット科2年。 内向的な性格で、コミュニケーション能力がやや乏しい。 水星で開発されたモビルスーツ、ガンダム・エアリアルのパイロット。
市ノ瀬加那出演代表キャラクター
ガンダム•エアリアル(スレッタ搭乗モビルスーツ)
引用TVアニメ機動戦士ガンダム水星の魔女より
スレッタ・マーキュリーが学園に持ち込んだモビルスーツ。次世代群体遠隔操作兵器システム、ガンビットで構成されたシールドを装備している。
ミオリネ・レンブラン(CV:Lynn)
容姿端麗、成績優秀な経営戦略科2年。 学園理事長でもあるベネリットグループの総裁、デリング・レンブランの一人娘。 父親に対して強い反抗心を抱いている。
Lynn出演代表キャラクター
- ジョゼと虎と魚たち|岸本花菜
- 亜人ちゃんは語りたい|小鳥遊ひまり
- 炎炎ノ消防隊|プリンセス火華
グエル・ジェターク(CV:阿座上洋平)
グループ内御三家ジェターク社の御曹司で、パイロット科3年。荒々しい気性で、熱くなりやすい。 ジェターク寮のエースパイロットとして、その腕に絶対の自信を持っている。
阿座上洋平出演代表キャラクター
- クロムクロ|青馬剣之介時貞
- D_CIDE TRAUMEREI THE ANIMATION|織田龍平
- GETUP! GETLIVE!|喜多見蓮
ディランザ グエル専用機(グエルの搭乗モビルスーツ)
引用TVアニメ機動戦士ガンダム水星の魔女より
ディランザをグエル向けにチューニングした仕様機。性能強化に留まらず、マゼンタの機体色や、華美な装飾なども施されている。
ラウダ・ニール(CV:大塚剛央)
ラウダ・ニールは、アスティカシア高等専門学園パイロット科3年です。グエル・ジェタークと母親は違いますが、父親が同じという複雑な関係。
大塚剛央出演代表キャラクター
- BEASTARS|コロ
- Dimensionハイスクール|緑ヶ丘流星
- ハイキュー!!|黒石純二
エラン・ケレス(CV:花江夏樹)
グループ内御三家ペイル社が擁立するパイロット。パイロット科3年。 ペイル寮の筆頭だが、学園内の誰にも心を開かない孤高の人。 スレッタに対して興味を抱く。
花江夏樹出演代表キャラクター
ガンダム・ファラクト(エランの搭乗モビルスーツ)
引用TVアニメ機動戦士ガンダム水星の魔女より
シャディク・ゼネリ(CV:古川慎)
グループ内御三家グラスレー社CEOの養子。パイロット科3年。 グラスレー寮を束ねる、軟派で飄々とした振る舞いの多い色男。 学生ながら会社でも多くの実績を上げる、次世代のグループ幹部候補。
古川慎出演代表キャラクター
ミカエリス(シャディクの搭乗モビルスーツ)
引用TVアニメ機動戦士ガンダム水星の魔女より
ニカ・ナナウラ(CV:宮本侑芽・白石晴香)
アスティカシア高等専門学園地球寮所属のメカニック科2年生です。地球生まれのアーシアンで差別的な扱いを受けることも。
宮本侑芽出演代表キャラクター
白石晴香出演代表キャラクター


チュアチュリー・パンランチ(CV:富田美憂)
桃色の髪を巨大な左右のシニヨンにまとめた少女で、スレッタが来る以前は寮唯一のパイロット。
富田美憂出演代表キャラクター
デミトレーナー( チュチュの搭乗モビルスーツ)
引用TVアニメ機動戦士ガンダム水星の魔女より
デリング・レンブラン(CV :内田直哉)
ベネリットの総裁に就任し、カテドラル統括やアスティカシア学園理事長を兼務する。
厳格で結果を最重視する方針から業績不振な傘下企業は冷徹に切り捨て、娘のミオリネに対しても非情。
サリウス・ゼネリ(CV :斧アツシ)
グラスレー・ディフェンス・システムズのCEO。足が不自由で車椅子が欠かせず、鼻から後頭部にかけてチューブが伸びているなど、生命維持のために機械的な補助が欠かせない身体となっている。
ヴィム・ジェターク(CV :金尾哲夫)
ジェターク・ヘビー・マシーナリーのCEOです。プロローグにも登場していますが、その際はジェターク・ヘビー・マシーナリーCEOの息子。
ニューゲン(CV:勝生真沙子)
カル(CV:小宮和枝)
ネボラ(CV:沢海陽子)
ゴルネリ(CV:斉藤貴美子)
ニューゲン、カル、ネボラ、ゴルネリの4人からなる共同CEO。合議制による経営で、御三家・ペイル社を束ねる。
他のガンダム作品も気になったら シリーズ一覧

ガンダムには『宇宙世紀』と『宇宙世紀以外』の2つのシリーズがあります。
1作目のガンダムと同じ舞台・世界観の作品を『宇宙世紀』シリーズ
- 機動戦士ガンダム(1979年)
- 機動戦士ガンダム 劇場版(1981年)
- 機動戦士ガンダムII 哀・戦士編(1981年)
- 機動戦士ガンダムIII めぐりあい宇宙編(1982年)
- 機動戦士Ζガンダム(1985年)
- 機動戦士ガンダムΖΖ(1986年)
- 機動戦士ガンダム 逆襲のシャア(1988年)
- 機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争(1989年)
- 機動戦士ガンダムF91(1991年)
- 機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY(1991年)
- 機動戦士ガンダム0083 ジオンの残光(1992年)
- 機動戦士Vガンダム(1993年)
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊(1996年)
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊 ミラーズ・リポート(1998年)
- 機動戦士ガンダム 第08MS小隊特別編 ラスト・リゾート(1999年)
- G-SAVIOUR(2000年)
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO 1年戦争秘録(2004年)
- 機動戦士ガンダム MS IGLOO 黙示録0079(2006年)
- 機動戦士ガンダム MSイグルー2 重力戦線(2008年)
- 機動戦士Ζガンダム A New Translation -星を継ぐ者-(2005年)
- 機動戦士ΖガンダムII A New Translation -恋人たち-(2005年)
- 機動戦士ΖガンダムIII A New Translation -星の鼓動は愛-(2006年)
- 機動戦士ガンダムUC(2010年)
- 機動戦士ガンダム THE ORIGIN(2015年)
- 機動戦士ガンダム NT(2018年)
- 機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ(映画:2021年)
それ以外のシリーズは最初のガンダムとは全く関係がなく、オリジナルの世界
- 機動武闘伝Gガンダム(1994年)
- 新機動戦記ガンダムW(1995年)
- 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz(1995年)
- 新機動戦記ガンダムW Endless Waltz 特別編(1998年)
- 機動新世紀ガンダムX(1996年)
- ∀ガンダム(1999年)
- ∀ガンダム「地球光」(2002年)
- ∀ガンダム「月光蝶」(2002年)
- 機動戦士ガンダムSEED(2002年)
- 機動戦士ガンダムSEED DESTINY(2004年)
- 機動戦士ガンダムSEED C.E.73 STARGAZER(2006年)
- 機動戦士ガンダム00(1stシーズン2007年、2ndシーズン2008年)
- 劇場版 機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-(2010年)
- リング・オブ・ガンダム(2009年)
- 模型戦士ガンプラビルダーズ ビギニングG(2010年)
- 機動戦士ガンダムAGE(2011年)
- ガンダムビルドファイターズ(2013年)
- ガンダムビルドファイターズトライ(2014年)
- ガンダム Gのレコンギスタ(2014年)
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ(第1期2015年、第2期2016年)
- ガンダムビルドダイバーズ(2018年)
- 機動戦士ガンダム 水星の魔女(2022年)

機動戦士ガンダム 水星の魔女を見て他のガンダムシリーズも気になったら是非見て欲しい!

まとめ
少女革命ウテナ好き、ロボットアニメ好きには特におすすめ。
ガンダム初心者でも十分に楽しめる作品。
物語の主軸を「親子」と「争い」に置き、大人と子供の視点の違いを際立たせるような内容。
『逃げたら一つ、進めば二つ』この言葉が頭から離れなります。
彗星の魔女で一番の魔女はいったい誰なんでしょうか。

普段おどおどしてるスレッタにもどかしさを感じてしまうかもしれませんが、シーズン1のラストが衝撃的でやはりガンダムだったかと痛感するので最後まで見てほしい!